🐲起点 一 🐉レインボードリームス「設立編」(2018.04.04〜05)
🐲レインボードリームス「設立編」🐉
レインボードリームスとは、
日本が銀メダルを取った、
ボッチャという競技のチームである。
今日は、
何故立ち上げたのか❓
何故レインボードリームスなのか❓
について、
お話しします。
レインボードリームスは、
平成26年9月1日設立したチームです。
「ボッチャのチーム」を創りたいと話が有った。
それで立ち上げたんですが、
実は、
前身のチームが有って、
「衣更え」したチームです。
そこで僕は「代表」に就き、
なんにも無いところから、
スタートをしました。
「なんにも無いところ」とは、
競技に使うボールも無いスタートだったのです。
よくそんなのでスタートできたと想う人も、
居るでしょう。
そういう声も、
たくさん届きました。
でも僕は、
「なんにも無いこと」は一つも怖く無くて始めたのです。
僕の親は二人とも昭和20年代の生まれで、
茶碗一つから揃えた世代なので、
作り始めることは、
ある意味当然だと想って居た。
ただ、
「経済的弱者」な僕たち、
後に大変なことになる。
1セット6万円ほどのボールを買うのに、
4年の時間が掛かった。
さてここで一度何故設立したのか?
皆んながボッチャをやりたいと想ったのは事実だけど、
僕は、
「息抜きの場所」として創りたかった。
というか、
「造り替えた」というべきかもしれない。
「障害者」を「毎日して居る」と、
ストレスを強く感じることが在る。
毎日、
「人に頼む」、ある意味「空気を読む」。
いろんな人の解釈や「認識のズレ」に、
苦しい時が在る。
そんな状態の「息抜き」と「ストレスの解消」を、
目的にした。
敢えて僕の中では、
楽しいを「後廻し」にした。
何故「レインボードリームス」という名前にしたのかは、
雨の後、
メンバーが空を見上げて、
「虹が良い。」と、
ポツリと言った。
その言葉を聞いて、
「十人十色」が浮かび、
「人間の色」を思いついた。
性格が正しいかもしれない。
「それぞれの想い」の中で、
「それぞれの夢」を持って居る。
現実の中で、
僕たちは「将来は施設」とか決められていたり、
実際、
「言われ続ける人」も居る。
「選べない気持ち」もある。
その現状で、
「人それぞれの夢や想い」を、
大切にしたかったのです。
そこで、
「レインボードリームス」と名付けました。
このチームは、
「自分たちのチーム、自分たちの力で動かして生く」のを、
基本軸に置きたかった。
道具を買う資金作りもゼロからスタートした。
「経済的弱者」である自分たちには大変なことと解ったうえで、
メンバーに代表として求めたのです。
何かやりたい想いは大切である。
誰かが総て「環境」を整えてくれる中で物事をすることが多い感覚からの脱却をしたかった。
もちろん、
人の力は必要で、
沢山借りるのです。
でもここは、
「自分の力」を出したい、出すべき場所を創った。
それぞれがポスターを考え、会費を考え、
「基本」が熟するまでは、
2年の時が掛かった。
自分の色を出して仕舞えば楽だった、そうしてきた、そう思えているメンバーも居るだろう。
それでもこのスタイルは、
「頑固」でも通した。
そうして、
ボールを1セット買うのに3年かけてもやった。
僕には計算が建っていたので予定通りだった。
「何かを一つやり遂げる」を、
皆んなと経験したかった。
チョット上から目線で言うと、
「させたかった」のです。
もちろん、
限界も感じ、「ジレンマ」もある。
「財力」も「機動力」も、
「健常者」よりは無い。
でもそれぞれの「想い」と「行動力(口動力)」を信じて歩き続けて、
「歩いた証」を残すこと、
人生の進むべき道が決まって居る人の想いを、
伝えたかった。
ちなみに今において、
「どこで暮らすか❓」は、
「選べる時代」になりつつある。
このテーマは、
また改めて描こうと想う。
話を戻そうと思う。
その上で、
自分にも「課題」を課した。
1ヶ月に1回くらいのペースを守り抜くこと。
前身はそれが出来なかった。
でもこれは簡単では無い。
実は、
それぞれにショートステイや予定が有る。
加えて、
「体育館の予定」とコンスタントに調整するには、
「予定の先読みと組み立て」をしなければやっていけないのです。
それに、
大前提として、
「興味の有る人」「やりたい人」が居た時活動して居るのを伝え続けなければならないと考えて居る。
4年目の今、
30回を超えて活動できている。
「代表としての最初の責任」は、
果たしていると想う。
これから先の課題は、
1.財力強化
2.練習環境と内容の充実
3.参加者の募集
4.協力者の確保
など、
未だ未だ有ると想う。
2020年、
56年ぶりの東京オリンピック、
ボッチャの浸透に向けて、
頑張り続けたい。
また、
地元にスポーツができる場所が在ること、
伝え続けることが、
「僕たちの挑戦」は続けて生きます。
皆さんの参加を、
心からお待ちしています❣️